会社全体として生成AIに関する共通認識が生まれ、社員同士の教え合いも促進されるようになった
所属部署と役職、業務内容
■秋山様
私はレキオス少額短期保険株式会社の業務企画部長で、賃貸アパート入居者向けの火災保険を担当しています。
■小和口様
私は株式会社レキオスの不動産開発事業部企画開発課に所属し、主に大型土地開発、米軍基地関係者向け投資物件、共同住宅、複合施設、商業施設の建築、不動産売買などを行っています。
研修を受講しての感想と印象に残った内容
■秋山様
会社で受講することになり、最初は受け身の姿勢でしたが、テーマが社会で話題の生成AIに焦点を当てていたため興味がありました。研修前のイメージは、ネット検索の上位互換のようなものでした。しかし実際は全く違い、調べ物だけでなく思考整理やプロジェクトの相談相手、イベント企画時の課題洗い出しなど、様々なことに活用できると感じました。まだ業務に活用できていませんが、業務と連携させれば大きな力になる可能性を感じています。

(秋山様)
■小和口様
これまでは生成AI(LLM)を検索のように使ったことがあったものの、研修でプロンプトの重要性や高度な技術が必要であることを知って衝撃を受けました。研修では、プロンプトの型を理解することで、「どのような回答が得られるか」「業務にどのように活用できるか」というイメージを持つことができました。特に、不動産コンサルタントとしての視点をプロンプトに入れることで、回答の質が大きく変わることに気がつき、業務効率化に直結すると実感しました。例えば、自力で1時間かけて作成していた文章が、プロンプト一つで数秒のうちに作成できるなど、その効果に驚いています。
今後生成AIを業務にどのように活用していくのか?
■秋山様
生成AI活用には、個人利用と組織全体の活用という2つの側面があると思います。組織全体では、マニュアル作成における業務フロー整理、顧客対応効率化のためのチャットボット導入、販促イベントのアイデア出しなどに活用が考えられます。個人の業務では、対外文書の文例作成、顧客対応時の言い回しや手紙の相談、文章の誤字脱字チェックなどに活用できそうです。特に個人の業務でのAI活用は敷居も高くないと感じています。
■小和口様
私は、部署として様々な相談を受ける中で、未経験なことでも生成AI(LLM)を活用し、相談内容や背景をまとめて整理できるようになりました。生成AI(LLM)との壁打ちを通じて優先順位をつけたり、顧客への提案にも活用できるなど、実際の業務で役立っています。
会社全体としては、社内規定や業務規則、会社の考え方などを学習させたチャットボットを開発し、新入社員からの質問に答えられるようにすることで、業務効率化や知識蓄積に繋げたいと考えています。研修を通じて、社員間での共通認識が生まれたことで、生成AI(LLM)活用がスムーズに進むことを期待しています。

(小和口様)
研修のおすすめポイントは?
■秋山様
今回の研修は、eラーニング研修でしたのでクリックするだけで動画が始まり、すぐに受講できるので業務の合間の時間を有効利用できました。
■小和口様
もともとYoutubeの動画学習だけでは不十分だと感じていました。しかし動画視聴後のアウトプットが必須であるこの研修は、受講者全員が同じレベルの知識を習得できるという点で、非常に最適でした。会社全体として共通認識が生まれ、社員同士の教え合いも促進されるため、おすすめです。